PS5 イース9 感想

8に比べ、ノーマル比較では戦闘が簡単だった気がする。
ストーリーは伏線が張られていて中々に込み入ったものだったが、ハッピーエンドでサッパリした物語だった。(泣いた)
8はストーリーが重くて俺にはちょっと合わなかったが、9はそういうことはなかった。
操作性、ストーリー進行や見せ方、敵の種類や見た目、登場人物への感情移入が若干浅い等、8に比べると冒険感が少々足りない、など感じられるが、クリアしてみるとなぜか「ありがとう」と言いたくなる素晴らしいゲームだった。やはり前向きな気持ちで終われる物語は良いものだ。(最後のアドルの旅立ちでちょっと寂しくなるが)
しかしマイナス面は、名作と名高い8との比較であって、比較しなければ9もとても良くできたゲームだったと思う。
久しぶりに、冒険が終わってしまう名残惜しさで寂しくなる感覚を得られたゲームだった。
素晴らしい映画を見た後に「あー終ってしまうんだ。この世界と、素晴らしい登場人物達とさよならをしなくてはいけないんだ」という寂しさ。あれと同じものだ。
今年はイース10が発売。
楽しみすぎる。

評価 85点